暗闇の中の少女
モヤモヤの無限ループにでもハマった気分…



『なに?』



「いや…なんか悩んでるのかなって…」



『そんな事ないよ』



曖昧に首を振って考えないように頭の1番隅っこに置く



「あー!」



時計を見ていきなり叫んだ弥生に私と速斗がびくっと肩を揺らした



「な、なんだよ?いきなり」



「次、私、授業あるんだった!!」



『え…』



ちらっと時間を見ると今の時間2時間目が後少しで終わりそうな時刻



「もう、間に合わねぇじゃんか」



「やっぱ、そう思う?」



仲良く話す二人を見てまたモヤモヤ…



なんだろう?私なのに私じゃないみたい…



< 103 / 330 >

この作品をシェア

pagetop