暗闇の中の少女
唖然とその後ろ姿を眺めていると…



「麗美は教室行かないのか?」



『私は…』



どうしようかな…。



でも、今更行ったってなー…




『行かない』



「そうか。なら、理事長室来るか?」



うんと軽く頷いてそれを見た速斗はゆっくり歩きだした



理事長室に着いて暫く沈黙



速斗らカタカタとパソコンでなにか作っていた



暇だなぁなんて呑気に考えていると…



「そこの冷蔵庫の中にミルクティー入ってるぞ」



私の後ろの冷蔵庫を指しながら言う速斗



『ホント!?』



やったーー!!!



< 106 / 330 >

この作品をシェア

pagetop