暗闇の中の少女
冷蔵庫に駆け寄ってお目当てのミルクティーを探す



冷蔵庫の中にはちゃんと入っていたそれ。



早速手に取って開けて飲んでいると…



「相変わらずミルクティーが好きだよな?」



速斗が私の方を見ながら優しい笑顔で言う



ドキン



一気に心臓が高鳴る



『…っ』



顔が火照るのを感じて俯く



反則でしょ…今の顔は…。



そんな私の様子に速斗は気づくはずもなくずっとパソコンでカタカタなにかを打っていた



……。



あまりにもずっとパソコンと速斗が向き合っているからミルクティーを飲み終えて暇になってしまった私


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