暗闇の中の少女
さて、皆どっか行くみたいだし顔に集まってた熱も冷めたし私もそろそろ帰ろうかな?って思ってのそっと立ち上がる



そして、屋上から出ようとドアノブに手をかけると反対側の手を誰かにガシッと掴まれた



「どこ行くんだ?」



腕を掴んでいたのは時雨で…



『どこって…帰るだけだけど…』



それがどうかしたの?そう疑問に思う



「なら、来い」



それだけ言って私の腕を掴んだまま屋上からでる



時雨と私の後から皆が付いてきているのが見えた



そして、時雨が止まったのは駐輪場だったと思われる場所



なんで思われる場所って言ったかっと言うと…。


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