暗闇の中の少女
え、速斗が??



優しいのに??



色んな疑問が頭に浮かんでハテナでいっぱいになる



「とりあえず帰ろうか」



風磨が冷静に判断して皆をなだめる



…数名青ざめているやつらがいたけどね



『んー!気持ちよかった!!』



あの後時雨のバイクの後ろに乗っけてもらって学校こ寮についた



「げっ…理事長」



小さな時雨の呟きが聞こえてきてそちらに目を向けると寮の玄関で腕を組んで仁王立ちしてる速斗の姿




雰囲気から怒ってるのが遠くからでもわかる



あれは…うん。怖いね。皆が怯えるのも無理ない



< 130 / 330 >

この作品をシェア

pagetop