暗闇の中の少女
でも、そんな顔もすぐに消え…



「お前ら…こんな時間まで出歩くなって言ったよな??」



殺気を含ませて言う速斗に白龍のメンバーが固まる



「あ…いや……」



「ああ"?」



「なんでもないです…」



言い訳をしようとした來を睨みと殺気で黙らす



「すみません…」



え…あの、プライドの高そうな時雨が謝った……!!??



「…麗、お前失礼だぞ」



『あ、え…』



「声、出てる」



『あ…うそ…恥ずかしい…』



顔がどんどん火照っていくのが分かる



「…っ…れ、麗、お前はもう部屋戻れ」



『え?』



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