暗闇の中の少女
うぅー…恥ずかしい…



「ほら、食え」



机の上には美味しそうなスープ



『…美味しそう』



「そうか。冷めないうちに早く」



食べるように急かす速斗



『…いただきます』



スプーンでスープを掬って一口食べる



「どうだ?」



『美味しい…』



やっぱり速斗って他の料理も作れる気がするんだけど…



“今日はなんのスープ?”



“お楽しみだな”



“えー。”



“それより、今日の夕飯なんだ?”



“秘密!楽しみにしてて”



懐かしい記憶…。




ここに私が来てから日課になった生活



< 140 / 330 >

この作品をシェア

pagetop