暗闇の中の少女
『うんっ』



あ、危ない…自分の気持ちを思い出しただけでこんなにも普通が出来なくなってしまうんだ…。



そう思うと同時に記憶を失くしていても速斗に惹かれてる自分にも気づいていたから…。



どのみち私は速斗を好きになる運命だったのかななんて思ってしまう



1人でまた自分の世界にトリップしていると



「今日はバイクで行くからな。」



『え…あ、うん』



バイクってめっちゃ密着度高いじゃん…



心臓音聞こえないといいな…



速斗のバイクが停めてある駐車場に行くと懐かしいバイクが1台あった



あっ、これ…



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