暗闇の中の少女

言い訳をする暇も与えないぞとでも言うようにすかさずそう言った速斗



「……」



その言葉に黙った彼ら



「わかってんならもうアイツを探すな」



「それは……無理です」



「どうしてだ？」



「俺らはもう一度会ってアイツに…麗美に謝りたい…」



「麗美が会ってくれる保証なんてどこにもないだろ」



「わかってます…それだけ俺らが犯した間違いは重い事だったて言う事も…。」



「ならどうして？」



「俺ら麗美が居なくなってあの時何で麗美を信じようとしなかったのか死ぬほど後悔しました。ずっと一緒にいたのに…」