暗闇の中の少女
時雨side



文化祭の話し合いで麗美が教室に来た



白龍の幹部以上以外のやつは麗が麗美だって知らないから普通だ



でも…俺以外のやつから麗美に対する冷たく刺すような視線



……ごめんな麗美…



心の中でそっと謝る



…俺がもっと強かったら…麗美の傍に行けるのにな…




そんな事を思って麗美を見ていると俺らに近よって来た



幹部の視線がより一層強まる中怯む様子もなく自分の席に着いた麗美



そのまま机に突っ伏した



「まずは、裏か表どちらに入るか決めてもらいます。やりたい方に手を上げてください」



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