暗闇の中の少女
それに…麗美とタメで喋ってた



きっと麗美とも親しい関係なんだろう…



悶々とそんな事考えてると



「…んぅ…」



隣の席から可愛らしい声が聞こえてきてチラッとそちらを見る



「弥生ー…終わった?」



「えぇ、終わったわよ」



「私、裏方?」



「そんな訳ないでしょ?表よ。お・も・て♡」



ウインク付きで弥生さんが麗美に伝える



「…え…」



引き攣った顔で戸惑っている麗美



「……嘘だよね?」



「ホントよ」



「嫌だ。絶対に」



「寝てた。麗が悪い」



言い返す言葉が無くなったのか麗美が黙る



「じゃ、これで決まりね!解散!」



そんなこんなで文化祭の役割が決まった



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