暗闇の中の少女
幸せに浸りながらついたショッピングモール



最近出来たからか人が溢れていた



『うわー…すごいね…』



「あ…あぁ」



速斗の返事に疑問を持った私は速斗の顔を見た瞬間に速斗人混み苦手だって言ってた事を思い出した



『ご、ごめん…!今すぐ別の所行こ…!?』



完璧に行きたい場所の選択間違っちゃった…!!



「や、いいよ。ここで」



『でも…』



「大丈夫」



ふわっと笑った速斗に鼓動が早くなったのを感じた



「行くぞ」



『…うんっ!』



速斗と手を繋いで浮かれていた私はすぐそこに迫る闇に気づかずにいた



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