暗闇の中の少女
「じゃあ、行くか。」



『うん♪颯ーありがとねー!』



「あぁ。またな!」



『うん!』



病院から出て速斗の車に乗り込む。そーいえば…



『速斗って彼女いるの…?』



いやー。ずっと気になってたんだよね



だってさ、速斗カッコイイし優しいし。



モテる要素は十分兼ね揃えてる



「え?彼女?」



いきなり質問した私を不思議そうに見て聞き返した速斗



『そう。だって速斗カッコイイし居ないのかなぁ?って思って』



正直に思っていた事を述べる



すると速斗は顔を手で隠すように覆ってしまった



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