暗闇の中の少女
言おうとしている事がわかったのか



「ちゃんと麗美のも登録してある」



そう言った速斗



『わかった』



そう言って私は電話をきった



さてと…指紋認証の機械に親指を当てて……あ。開いた



上か下かしかないボタンの上を押す



あっという間に着いた5階



扉が開くと待ち構えていたように速斗がいた



「お疲れ。」



ほれ。っと渡されたミルクティー



『やった!』



早速飲み始める



「担任呼ぶな?」



『うん』



ピンポンパンポーン



「南先生。10秒以内に理事長室にお越しください」



ピンポンパンポーン



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