暗闇の中の少女
『わからない。階段から麗美が降ってきた。』



「え?!ど、どういう事よ??」



『フラついててさ。そのまま階段から落ちたのを受け止めた』



「あ、あぁ。そう言う事。また、あの時みたいにイジメられてるのかと思った…」



『……イジメ…?』



「え?あ…」



『説明してもらおうじゃねぇか?弥生。』



「…わかったわよ。」



椅子に座った弥生が少し前にあった事を話し始めた



「麗美はさ、白龍に姫として入ってたでしょ?」



『あぁ。』



「けど、辞めさせられた。そこまでは知ってるでしょ?」



『…知ってる』


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