暗闇の中の少女
閉め忘れたカーテンの隙間から漏れる光



慣れてきた目で見ると隣には無惨な姿の置き時計…。



『また、やっちゃった…』



どうして自分にこんな事が出来るのか不思議だけど。



再び閉じそうになった目を擦りパチンと顔を叩く



『…起きよう』



布団から出て顔を洗う



『んー!スッキリ』



速斗が朝から来るから速斗の分の朝食を作る



『よし。』



にしても…速斗来るの遅いな。



エレベーター挟んで隣だし。朝ごはん持って行ってみようかな?



お皿にラップをかけてお盆にのせる



自分の部屋から出て速斗の部屋の前まで来たのはいいんだけれど…



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