曖昧ストラテジー【短編】
「あー、はいはい。
提出は明日でいいから、頑張れよ」


「はい!
飯島、よろしくお願いします!」


「ん。
先生のご所望通り、ビシバシいくね」


「え」


そんな会話をしながら、遠ざかっていく2人。


教師がこんなこと、する必要なんて、ないかもしれないけど。


生徒に寄り添って、生徒に近い立場で。


それが俺のモットーだから。


「あの2人は、絶対くっつくと思ってたからな。
あー、青すぎて眩しいわ。俺も高校生に戻りてぇ」


独り言を零しながら、デスクに向かう。


さてと、頑張るか。


ふう、と息を吐いた。




勉強だけじゃなくて


どんなことでも、協力してやる




それがモットー。


2人の担任。
< 26 / 26 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:9

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

君がいなくなったって【短編】

総文字数/8,901

恋愛(その他)16ページ

表紙を見る
ハッピーメリークリスマス【短編】

総文字数/3,139

恋愛(その他)7ページ

表紙を見る
だから、君が嫌いだ【短編】

総文字数/4,827

恋愛(ラブコメ)10ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop