曖昧ストラテジー【短編】
それから、ちらっと江口を見ると。


ちょうど彼女もこちらを見ていたようで、バッチリ目が合ってしまう。


逸らすべきかどうか、悩んでみるけれど。


アタフタする江口があまりにも可愛いもんだから、もっと困らせてみたくなって。


どうしたらいいかなんてわからないから、江口にされてドキドキする事。



首を軽く傾けて、笑って見せた。



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