見えない距離と儚げな横顔
佐東さんはベットでゴロゴロしてて、安堂さんはその横でスマホをいじってる。

私はベット横の椅子を拝借して、腰掛けた。

「いやー、誰かと思ったら悠香ちゃんだったよー。」
「さっき遊びに行くって連絡したじゃないですかーw」
「佐東は驚きすぎw」

なんてたわいのない会話をする。

「安堂ー。腰痛いわー。乗ってー。」
佐東さんがそう言って自分の腰を指す。
「はいはい。」
安堂はスマホをいじりながら佐東さんの上に座った。
「うわっ!安堂思った以上に重い!やっぱり降りてー!」
「やだw」
「悠香ちゃんチェンジしてー!」
「はーいw」
私は立ち上がると佐東さんの上に飛び乗った。
「軽っ!悠香ちゃん何キロよw」
へ?軽い?
「いやいや、40位ですよー?軽くないですって。」
「いやいや軽すぎwちゃんと食べなよ?」
「失礼な。いつも私より食事量少ないくせにーw」
なんて話をしてたらいつの間にか安堂さんは帰っちゃってたw



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