LOVE%ROAD
「そう…」
と亮は空を見上げてた。
―ヴーヴーヴー
『ごめーん、メールきたからちょっとベンチに座ろ、』
「いーよ」
メールボックスを開けたら、玲奈から一件。
[受信:玲奈]
本文:那柚が寝てる間、亮くんから話しは聞いたから、今日は一緒に帰らなくてもいーよ☆
…あ。
すっかり忘れてたね。
ごめんなさいっ
[送信:玲奈]
本文:ごめーん(/_・、)でも、今日はままが仕事だし、ぱぱも帰って来ないから、亮を送ってから駅に行こう?だめ?
―…送信っと。
一緒に帰れなかったってゆうか、忘れてたかわり、とは言えないけど…
でも、買い物だけでもお供しよーと思って。
[受信:玲奈]
本文:本当?じゃあ、六時に学校でいいかな?たぶん、六時前に委員会終わると思うから〜(つд`)
[送信:玲奈]
本文:O--(☆-3o)--K!!
パタン、と携帯を閉じて右側を見たら、亮の頭がカクン、って落ちた。
―寝てるし。かわいっ
頭を撫でてから、くすぐって起こしてあげる。
「ぎゃははははっ」
極端にくすぐりに弱い亮はすぐに飛び起きた。
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