王子達のお世話係

「「「「はっ!?」」」」


ごくフツーのJKがなんでこんなに面倒な事に巻き込まれたのかは３日前にさかのぼる。

┄┄┄3日前┄┄┄

「やっばい!!
塾間に合わないーー!!!」

担任の話が今日やけに長くて今日はダッシュで通学路を駆け抜けている。

「わっ‼」

「え？」

ドンッ

うおっ!!ぶつかって、しまった、、

慌てて相手の方を見ると右腕を強く打ったのか結構辛そうな雰囲気!!

「大丈夫ですかっ!?」

「うぅ……いったい……」

「病院一緒に行きます!!」

震える手で鞄からスマホを取りだそうとする私をその女の人はとめて、大丈夫、自分で行くと言う。

「そこまで酷くはないから大丈夫!
だけどもしかしたら……一応、、連絡先教えてもらえる?」