王子達のお世話係
その後私はその女の人に自分の連絡先を教えて、心配しながら塾へと向かった。





塾が終わると不在着信がきてて、急いで折り返してかけた。

あの女の人、やっぱり思ったより怪我重かったんじゃない!?
やばい、どうしよう、、加害者になっちゃった……

気持ち的に半分死にそうになりながらコール音をきいていると突然コール音が途切れて男の人の声がした。

「あ、こんばんは!
君はうちの会社の社員に怪我させちゃった女の子かな?」

・・・・・誰っ!?

「えーと、あの、大変失礼ながら、どちら様でしょう
か?」

とてつもなくビビりながらきくと、あっさり答えてくれた。
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