支社長は取り扱い要注意!
オフィスを後にして、支社長の後を追って到着したところは小会議室だった。
そこに通されると、
「もう1度聞くが、副業が禁止だと言うことは知っているな?」
支社長が聞いてきた。
「はい、存じあげております」
わたしは答えると、
「お願いします!」
躰を2つ折りにして支社長に頭を下げた。
「どうしても副業せざるを得ない事情があって、副業をしているんです!
その事情が後3ヶ月で解決するんです!」
頭を下げているせいで支社長がどんな顔でわたしを見下ろしているのかはわからない。
「お願いですから見逃してください!」
そう言ったわたしに、
「はい、そうですか…と言って見逃す訳にはいかないだろ。
規則は規則だ、このことは上層部に報告して重役会議に…」
「やめてください!」
支社長の言葉をさえぎるように、わたしは顔をあげて叫んだ。
そこに通されると、
「もう1度聞くが、副業が禁止だと言うことは知っているな?」
支社長が聞いてきた。
「はい、存じあげております」
わたしは答えると、
「お願いします!」
躰を2つ折りにして支社長に頭を下げた。
「どうしても副業せざるを得ない事情があって、副業をしているんです!
その事情が後3ヶ月で解決するんです!」
頭を下げているせいで支社長がどんな顔でわたしを見下ろしているのかはわからない。
「お願いですから見逃してください!」
そう言ったわたしに、
「はい、そうですか…と言って見逃す訳にはいかないだろ。
規則は規則だ、このことは上層部に報告して重役会議に…」
「やめてください!」
支社長の言葉をさえぎるように、わたしは顔をあげて叫んだ。