「先輩、甘えるってなんですか?」
「千裕が実乃里ちゃんに借りてたマンガ本返すっていうから、私もついてきたのよ。そしたら、ここにみんないたから、、、」




「お姉ちゃん、鳳駕お兄ちゃんと付き合うの?」




「お母さんてっきり、付き合ってるものだと思ってたわ。鳳駕君、紗代のこともらうとか言ってたから。」




「そうなの!?やるじゃない!鳳駕!!」




ガヤガヤガヤガヤ、うるさーーーーい!!




千裕にお姉ちゃん聞いてる?と服引っ張られるし、鳳駕は後ろで照れて撃沈してるし。




「お兄ちゃんやるねー、もらうなんて。1度は断ったくせに!!」




「うるせーーよ!!もう付き合ったんだからいいだろ!!」




鳳駕の言葉にシーーンとなる。




私の顔だけが赤くなって、千裕にバカにされて、実乃里に笑われて。




「紗代照れてるー!!」




「お姉ちゃん真っ赤ーー!!」




私がもう前を見れなくて困っていると、




「ほら、親父達は下に行ってろよ!!実乃里!!千裕連れて部屋行け!!」




鳳駕がみんなことを追い払う。




みんなニヤニヤしてるし。




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