「先輩、甘えるってなんですか?」
だから、誤魔化すの。




でも、




君は、





「んー、こういうことじゃない?」




そう言ってそっと私の唇にキスを落とした。




思わず目を瞑る。




感触が、




熱が、




いちいち私を恥ずかしくさせる。




ゆっくり唇が離れると、





「甘えるって、こういうこと。」





そう甘く言われると、抱きしめらた。




「俺を頼ってくれること、俺に相談してくれること、俺に1番にしてくれること、それが甘えることって考えてくれればいいよ。」





そう言うと、また意地悪な顔をして、





「次は紗代からしてよ。」





そう耳元で囁かれるから、





「、、、、、、いい、ですよ。」





耳が赤くなるほど恥ずかしい。







甘え方を知らない私は、





ちょっとずつ君に甘え方を教えてもらう。





今はそれが大きな一歩で。





鳳駕が満足そうに笑ってくれるなら、





私と居て、幸せになれるなら、





私のことを大事に思ってくれるから、





甘える を勉強しよっかなって思うよ。





だから、これからも度々お世話になります。











先輩、
















「甘えるってこうですか?」






























END


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