「先輩、甘えるってなんですか?」
千裕と公のお世話をして、また同じ日常が終わる。




明日、・・・・・・・・花火か。




言われるまで実感無かったけど、2人きりだって思ったらなんか変な感じ。





でも、嫌じゃないし。




この間のお礼だし。




でも、一応制服にアイロンをかけた。




そしてテストの準備をして布団に潜り込む。





「なにらしくないことしてんだろ。」




自分の行動がおかしすぎて慌てて布団を頭までかけた。








次の日。




「いってきまーす。」




家を出て学校に向かう。




教室に入ると実乃里が参考書を必死に見ていた。




「おはよう、実乃里。」




「・・・おはよう。沙代。」





実乃里の目の下にはクマが。





「だから昨日ちゃんとやれば良かったのに。」



「はい。今更後悔です。」




実乃里に必要最低限のことだけ教えて、テストが始まった。





昨日鳳駕が教えてくれたところが出て、ラッキーって思った。





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