触れたいのは、あなただけ
第3章


夏休みも明け、新学期が始まった。

久しぶりに学校に登校すると、教室に向かう廊下であの香りがした。

「この香り…」

教室に向かっていた足を止め、香りが続く方へと足を動かした。


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