【完】好きで好きで苦しくて
それを知ったのは、中3の時だった
















航介が、私に相談しに来たのが始まりだ









「俺、白石のこと好きになったみたいなんだ。どうすればいいと思う？」










白石夏姫 Shiraishi Natuki











お互いの秘密を共有し合える、私の大親友にしてライバル










でも夏姫はそんなこと全く知らない









航介が夏姫のことを好きということも、私が航介のことを好きということも









そういうところには少し鈍感な女の子
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