HARUKA~愛~
「紙コップ500に紙皿500、それとフォークにスプーンが500。後はホットケーキミックスか…」
「いやあ、大変だね~。まさか小道具とキッチンの手伝いさせられるとは…」
瑠衣ちゃん、恨んでも良いですか?
私はメモした材料を見つめて溜め息が出そうになったが、口の中に空気を溜め込み、こらえた。
それなのに、瑠衣ちゃんは豪快に溜め息をついた。
彼女の予想を大きく越える始まりとなった。
結局私達2人は、瑠衣ちゃんの目立ちたがり精神によりメイド係になった。
しかし、当日の接客以外は特にすることも無いので、メイド係は当日までは雑用係として働かなくてはならない羽目になってしまったのだ。
「ねえ、はるちん。あたし達がすることなの、これ?」
「仕方ないよ。私達暇人だから」
「はるちん、ざんね~ん!忘れてたけど、あたし、元吹部でバンドやるんだった!だから…後はよろしく」
えっ…
ええーー!!
突然、私は1人、大型カートと共に置き去りにされてしまったのだった。
「いやあ、大変だね~。まさか小道具とキッチンの手伝いさせられるとは…」
瑠衣ちゃん、恨んでも良いですか?
私はメモした材料を見つめて溜め息が出そうになったが、口の中に空気を溜め込み、こらえた。
それなのに、瑠衣ちゃんは豪快に溜め息をついた。
彼女の予想を大きく越える始まりとなった。
結局私達2人は、瑠衣ちゃんの目立ちたがり精神によりメイド係になった。
しかし、当日の接客以外は特にすることも無いので、メイド係は当日までは雑用係として働かなくてはならない羽目になってしまったのだ。
「ねえ、はるちん。あたし達がすることなの、これ?」
「仕方ないよ。私達暇人だから」
「はるちん、ざんね~ん!忘れてたけど、あたし、元吹部でバンドやるんだった!だから…後はよろしく」
えっ…
ええーー!!
突然、私は1人、大型カートと共に置き去りにされてしまったのだった。