優しい悪魔に溺愛されてます
よん

よんーいち

彼と話しているとなんだか安心して、まぶたが重たくなってきた。

そんな私をみかねて



『まだ体調が万全じゃないのに、少し無理をさせたね。
ゆっくり休むと良い』



と、言いながら私を優しく押し倒しブランケットと布団を掛け立ちさろうとする彼


でもなんだか名残おしというか寂しくて、思わず彼の白衣の裾を掴んでしまった


でも、ハッとしてすぐに手をはなす。


すると彼は、はなした私の手をキュット握り返しもといた場所に腰を下ろした。


『仕事まで、時間があるんだ君が、眠るまで側に居ることにしよう』

『さぁ早く、目をつむって』



そうして小さい子供を寝かしつけるようにポンポンとリズムよく優しくたたく

それがあまりにも心地よくて、目を閉じたらいつの間にか眠りについていた。
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