優しい悪魔に溺愛されてます
『そう言えば、まだきみの名前を聞いていなかったね』




「きき、です」

「ひらがなで嬉々として喜ぶのききです。」




『いい名前を持っているね

じゃあきき、今日からよろしくね。』




アルの差し出された手を、握る

すると、優しくと微笑み返されて少し気恥ずかしくてそっぽを向く

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