一緒に...
外に出た瞬間、柔らかい春の陽射しが私を包んだ。
少しばかり空に見とれていた私は、慌てて通学路に足を向けた。
私はこの時、予想もしていなかったんだ。
まさか、あなたに出会うなんて...。
あなたがこんなにも大切な存在になるなんて..

ねぇ、昂覚えてる?
この日私達は出会ったね...。
恋だの一目惚れだの。
私には縁のない話だと思っていた.
そんな事なかったんだ、あの日昂に出会って私は誰よりも昂が好きになった、昂が私のすべてになったんだよ...

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