プレシャス~社長と偽りの蜜月~
PART3*美人秘書
東京の邸宅に戻り、私達の新婚生活が始まった。母と同居だし、全く新婚気分にはなれない。
「かっては朱音の執事だった雅人君が夫とは、私も変な気分だわ」
3人でダイニングを囲み、朝食を食べていると母がそんなコトを言った。
「そう思うわよね。浅田」
「はい・・・」
相良家の養子なる前の雅人の苗字は浅田。
母の後ろに控える初老の執事は雅人の実の父親。
「雅人君もわがままな朱音を良く世話してくれたと思うわ。最後はクビだと喚いて雅人君を辞めさせてたんだもん」
「えっ!?」
私は目を円くして雅人を見た。
「雅人の話だと相良家の養子になるから私の執事は辞めたと・・・」
「雅人君は朱音に優しいんだから・・・」
「惚れた弱みです」
「雅人君に溺愛されて羨ましいわ・・・朱音貴方、雅人君と別れてはダメよ」
「私達は新婚。不穏なコトを言わないで」
「はいはい」
「かっては朱音の執事だった雅人君が夫とは、私も変な気分だわ」
3人でダイニングを囲み、朝食を食べていると母がそんなコトを言った。
「そう思うわよね。浅田」
「はい・・・」
相良家の養子なる前の雅人の苗字は浅田。
母の後ろに控える初老の執事は雅人の実の父親。
「雅人君もわがままな朱音を良く世話してくれたと思うわ。最後はクビだと喚いて雅人君を辞めさせてたんだもん」
「えっ!?」
私は目を円くして雅人を見た。
「雅人の話だと相良家の養子になるから私の執事は辞めたと・・・」
「雅人君は朱音に優しいんだから・・・」
「惚れた弱みです」
「雅人君に溺愛されて羨ましいわ・・・朱音貴方、雅人君と別れてはダメよ」
「私達は新婚。不穏なコトを言わないで」
「はいはい」