プレシャス~社長と偽りの蜜月~
PART12*想い出作り
***
樹彦は赤坂6丁目の閑静な住宅街の一角の高級マンションを借りて1人暮らしをしていた。
緑豊かなアプローチを通ってマンションの中に入ると一面は大理石の敷き詰められた床に一流ホテルを漂わせるコンシェルジュが迎えるカウンターが見えた。
地下2階地上10階の建物。
彼は7階の部屋を住んでいた。
「来たぞ。樹彦」
「お邪魔します」
「いらしゃい」
樹彦と豊永さんが玄関先で待っていた。
「これは土産。イタリア産の生ハムとワインだ」
「ありがとうございます。社長」
豊永さんが私達の手土産を受け取った。
二人に案内され、廊下を突き進むと広いリビングダイニングに入った。
「贅沢な部屋だ」
「お前らも実家暮らし止めて、部屋借りろよ」
「それは出来ない・・・」
「どうして?」
豊永さんは私をキッチンに案内した。
「来た所で悪いけど、食材切るの手伝って欲しいの」
「いいわよ」
4人で鍋パーティをしようと樹彦に誘われて今日はお邪魔した。
樹彦は赤坂6丁目の閑静な住宅街の一角の高級マンションを借りて1人暮らしをしていた。
緑豊かなアプローチを通ってマンションの中に入ると一面は大理石の敷き詰められた床に一流ホテルを漂わせるコンシェルジュが迎えるカウンターが見えた。
地下2階地上10階の建物。
彼は7階の部屋を住んでいた。
「来たぞ。樹彦」
「お邪魔します」
「いらしゃい」
樹彦と豊永さんが玄関先で待っていた。
「これは土産。イタリア産の生ハムとワインだ」
「ありがとうございます。社長」
豊永さんが私達の手土産を受け取った。
二人に案内され、廊下を突き進むと広いリビングダイニングに入った。
「贅沢な部屋だ」
「お前らも実家暮らし止めて、部屋借りろよ」
「それは出来ない・・・」
「どうして?」
豊永さんは私をキッチンに案内した。
「来た所で悪いけど、食材切るの手伝って欲しいの」
「いいわよ」
4人で鍋パーティをしようと樹彦に誘われて今日はお邪魔した。