プレシャス~社長と偽りの蜜月~
「礼を言うなら雅人に言ってやれ。俺は弓香と二人で鍋を食べる予定だったんだ・・・。朱音が家ばかりで退屈そうにしているからイベントがあれば誘ってやってくれと社長命令されてさ」
「社長命令じゃないさ。俺の個人的な頼みだ」
「イベントと言ってもクリスマスはダメだぞ。俺と弓香の初めてのクリスマスだから・・・」
「クリスマスは俺達だって二人で過ごすさ」
「お母様がクリスマスは3人でお祝いしようと言ってたわよ」
「ええ~っ!?」
雅人は素っ頓狂な声を出した。
「来年は赤ちゃんが生まれるし、二人で過ごせる最初で最後のクリスマスなのに」
「可愛相に…俺達は二人で過ごそうな。弓香」
「うん。ところで、ちゃんとディナーとか予約してるの?」
「えっ!?
ウチクリでいいじゃん」
「初めてのクリスマスなら金かけてやれよ。樹彦」
「正月は二人でハワイで新年迎えるつもりだから・・・金は使いたくないんだけど」
私は二人で一つ一つ想い出を作って愛を深めていく樹彦達がちょっぴり羨ましかった。
「社長命令じゃないさ。俺の個人的な頼みだ」
「イベントと言ってもクリスマスはダメだぞ。俺と弓香の初めてのクリスマスだから・・・」
「クリスマスは俺達だって二人で過ごすさ」
「お母様がクリスマスは3人でお祝いしようと言ってたわよ」
「ええ~っ!?」
雅人は素っ頓狂な声を出した。
「来年は赤ちゃんが生まれるし、二人で過ごせる最初で最後のクリスマスなのに」
「可愛相に…俺達は二人で過ごそうな。弓香」
「うん。ところで、ちゃんとディナーとか予約してるの?」
「えっ!?
ウチクリでいいじゃん」
「初めてのクリスマスなら金かけてやれよ。樹彦」
「正月は二人でハワイで新年迎えるつもりだから・・・金は使いたくないんだけど」
私は二人で一つ一つ想い出を作って愛を深めていく樹彦達がちょっぴり羨ましかった。