自称・晴れ男の一生
ちゃんと挨拶はして回りなさいよ。」


「…わかってる。」


そのあとも、仕送りをするとか、

しないとか、長電話になってしまった。


「とりあえず、挨拶に行くか…。」


お父さんとお母さんが用意しておいてくれた小包を


紙袋に入れて102号室を出た。


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