自称・晴れ男の一生
「なに?」


少し怒った口調で言ってきた。


「お隣に引っ越してきた。北野です。」


どうぞ、僕は彼女に小包を丁寧に渡した。


「……。」


少し小包を見つめてから、


無愛想に話しかけてきた。


「あんた?いつから?」


「ん?」


「いつから来たの?」
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