キミに手を〜『好き』の二文字を言えるその日まで〜
堀野さんはお母さんと思われる女性と一緒に歩いていた。

校門から離れる方向に歩いていたから、

もう帰ろうとしてたんだと思う。

『好き』って言いに行かなくちゃ...!

足を動かそうとした。
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