キミに手を〜『好き』の二文字を言えるその日まで〜
6章目〜ToN.

Future Style



卒業式から少しばかり時が過ぎ、


私は高校生になった。



あの日以来、堀野さんとは会っていない。




今頃どうしてるのか、



少し気になるところではあるけれど、




なるべく考えないようにしてる。






だって...、




考えたらまた、告白しなかったこと



後悔したくなっちゃいそうだから。




いつか、




また告白を考えたら次こそは『好き』って伝えたい。





相手が、堀野さんじゃなかったとしても。
< 109 / 115 >

この作品をシェア

pagetop