キミに手を〜『好き』の二文字を言えるその日まで〜
理由はわからなかった。

あの日突然消え、しばらくたって突然現れて。

私は訳がわからなかった。


今の私にわかることは一つ。

これは、誰かの仕業だったということだけ。

真相はわからない。

でも、犯人が久保たち男子の誰かだということは

私の中ではっきりとしていた。
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