夜のオフィスは波乱の幕開け




      なんだかんだしていると大野さんに呼ばれ、大手ゼネコンとの企画は通ったから、新たなプロジェクトを大野さんと何人かのメンバーで進めるチームに呼ばれた。

  


     大野さんの表情から察するに、今度のプロジェクトは相当規模のでかいもののようだ。



     斎藤さん、昨日は楽しい時間を、ありがとうね。


    噂で聞いてるかもしれないけど、いつもどおり気を抜かずに頑張ろうね。




          はい、もとろんです。精一杯やらせてもらいます。
    


    

       私と大野さんとほかに各部署から数名が、このチームに参加するようだ。




     プロジェクトのリーダーと思われる人から今回の内容は政府からの要請による、首都圏の公共交通の渋滞緩和策として高速道路の建設や、老朽化した民家のリフォーム、待機児童の減少を目的とすれ保育園、幼稚園の建設など大きく3つに分かれるようだ。



    なるほど、確かになかなか大きなプロジェクトである。



    それから3時間みっちり関連会社など政府要人と会議をし、いくつか残っていた仕儀を終わらせて、帰ろうとするとまたまた偶然にも大野さんと、エレベーターで一緒みなってしまった。


めっちゃ、心臓ドキドキなんですけどー。


    

     
< 10 / 81 >

この作品をシェア

pagetop