夜のオフィスは波乱の幕開け
教えなーい、なんてね。
不意に大野さんが耳元で、
とても可愛い顔してたよ。
とささやいてくれた。
その瞬間、私は、大野さんからの告白の返事を決めた。
この人となら大丈夫と確かな確信はなかったけど、うまくやっていけると思った。
大野さん、私も、あなたのことが好きです。
そう言ったら大野さんの目には、微かに泪が浮かんでいた。
けど、幸せの日々は長くはもたなかった。
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