夜のオフィスは波乱の幕開け
いよいよプロポーズ
智一は、いよいよ千和にプロポーズをしようと決意した。
千和には、ちょっと話したいことがあるからと、お台場で待ち合わせにした。
お待たせ、ごめん待った?
ううん、全然まってないよ。俺のほうこそ急に呼び出してごめんね。
それで、どうかしたの?なんかいつもと声が違うような気がしたけど。
あらあら、いつもと違う感じがバレてたみたいだ。
今日はね、千和にね大事なことを伝えようと思うんだ。
1回しか言わないから、よく聞いてね。
斎藤千和さん、僕と結婚してください。
そう告げたときの彼女の1番嬉しそうな顔を僕は見たことがなかった。