夜のオフィスは波乱の幕開け
「部長〜、そんなに私のこと見ていて気遣ってくれていたなんて。ほんとは優しい方だったんですね。」
「えっ、私は君からどういう人に見えたいの?実は優しいってどういうことだい?」
「あっ、そんなつもりじゃなくて、いつも必要最低限な会話しかなさらないから怖い方なのかなって、ずっと思ってました。
けど、今日こうして部長のバーに連れて来てくださったし誤解は解けました!」
「なるほど、そう私は捉えられていたのか。
もっと部下達とコミュニケーションを取らないといけないな。こちらこそ大切なことに気付けたよ。
ありがとう。」
「いえ、私は何もしてません。ほんとに美味しいお酒までご馳走になってひさびさにリフレッシュできました。」