夜のオフィスは波乱の幕開け




    ひとしきり、千和と智一はベッドで、いちゃいちゃして、



   ぐぅ~と千和の、お腹が鳴った。



  その音が聞こえた瞬間、千和は顔を赤らめた。



  ふふふふふ、今の可愛い音はなんですか?千和さん?


   少しいじわるく彼女にたずねてみる。



  もぅ~、ちゃちゃっと朝ごはんつくるよ~。



  朝ごはんは何を食べたいの?


   ふふふ、千和さんや、まだ、さっきの答え聞いてないけどな~。



  もう、そんなにいじわるするなら智一の分の、朝ごはんは作らないよー!



   えぇー、それは困るな~。


   よし、じゃ、一緒に作りましょうか。



  っと、忘れてた、おはようのキスしよ?


  そう智一は言い、千和の唇に自分の唇を重ねた。
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