さくら 咲け
「...よかったぁ、愛想つかされてなかったぁ」
「そこ!?普通喋れたことによかったぁじゃないの!?」
「え、あ、うん。そうなんだけどね。」
「まぁ、良かったね。あとはバレンタイン!」
「うん。
何作ろうかな~」
「麻奈ちゃんはやっぱり手作り派かぁ」
「もちろん
2人は?」
「私は買うよ」
「私はその時に寄るかな~」
「2人とも、彼氏に作るんなら手作りの方がいいんじゃない?」
「じゃあ私は手作りにしようかなぁ
でも、美味しくなかったら嫌だし...」
「味見すればいいよ」
「...そうだね。私は今年手作りにする!」
「私は...考えとこ
もうチャイム鳴るや」
花穂ちゃんがそう言ってすぐチャイムが鳴った。2人とも自分の席に戻っていった。
んー、今年はどうしよう。
男子にあげたことないから悩むなぁ。