さくら 咲け
二日目*朝ごはん
「おはよう!」
「うっ、おはよー...」
朱里ちゃんに勢いよく起こされた朝。
ま、眩しい...。
「この部屋ってこんなに明るかったんだね」
「ね、朝が来たって感じがする~!」
朝日が部屋全体に届くこの部屋。
すごくいい部屋なのかもしれない。いや、そうだと思う。
「ほらほら、さっさと布団畳んで着替える!」
花穂ちゃんに無理矢理布団から出されてモゾモゾする。まだ...寝てたい。
「麻奈ちゃんってば、朝弱かったんだね~」
「意外だったわ~」
そんな事言われても、苦手は苦手です。
「うう、着替えなきゃ」
そろそろ着替えないとダメな時間になってきた。