嫌いなアイツ。



「ただいまっ」

って、誰も居ない部屋に響く私の声。

私は小さい時に両親を亡くしてそれから1人なの。
私の夢は小さい時から、両親に会うことだった。叶わないのにね。

そんな馬鹿みたいな夢から目覚めさせてくれたのが、私に夢をくれたるか。
でもひとつだけ怖い事がある

もし夢が叶ってしまったら…?
私はまた1人でさ迷うの?

そんな不安を1人きりになったら凄く感じるの。


そうして今日も1人で泣くんだ。




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