愛され婚~契約妻ですが、御曹司に甘やかされてます~
あなたの愛に包まれて
「長澤くんとは……本当になんでもなかったのか?」
彼の腕枕でまどろんでいると、突然尋ねられた。
「海斗との関係は変わらないわ。兄のように思っているだけ」
「そうか」
奏多さんも嫉妬で胸を熱くしたりしたのだろうか。
急に愛しくなり、ギュッと身体にしがみつく。
「どうした?」
尋ねながら、私をしっかりと包んでくれる。
偽りの先には、溢れるほどの愛があった。
「じゃあ、来週は結婚式だな」
「へ?」
突然の言葉に、ガバッと身体を起こして彼を見た。
「もともと早く籍を入れるつもりだった。瑠衣の心が俺のものになった今、遅らせる理由がない」
くるっと身体を回され、今度は彼が私を見下ろす形になる。
「 人妻なら、合コンにも行けないからな。君が新しい出会いをいつ求めたくなるかわからない」
「あ、あれは付き合いで」
「冗談だよ。別に怒っているわけじゃない」
彼の手がゴソゴソと動く。
そのまま頭を布団にもぐらせ、私の身体にキスをしてきた。
え?
「ちょっと。なにをしてるの」
「瑠衣がかわいいから、誘われてみた。こうしてほしいんだろ?」
「誘ってない。やめてよ。ふふっ。くすぐったいわ」
ベッドの上でふたりでじゃれる。
やはりふたりのときは、会社で見る彼とは別人だ。
彼の腕枕でまどろんでいると、突然尋ねられた。
「海斗との関係は変わらないわ。兄のように思っているだけ」
「そうか」
奏多さんも嫉妬で胸を熱くしたりしたのだろうか。
急に愛しくなり、ギュッと身体にしがみつく。
「どうした?」
尋ねながら、私をしっかりと包んでくれる。
偽りの先には、溢れるほどの愛があった。
「じゃあ、来週は結婚式だな」
「へ?」
突然の言葉に、ガバッと身体を起こして彼を見た。
「もともと早く籍を入れるつもりだった。瑠衣の心が俺のものになった今、遅らせる理由がない」
くるっと身体を回され、今度は彼が私を見下ろす形になる。
「 人妻なら、合コンにも行けないからな。君が新しい出会いをいつ求めたくなるかわからない」
「あ、あれは付き合いで」
「冗談だよ。別に怒っているわけじゃない」
彼の手がゴソゴソと動く。
そのまま頭を布団にもぐらせ、私の身体にキスをしてきた。
え?
「ちょっと。なにをしてるの」
「瑠衣がかわいいから、誘われてみた。こうしてほしいんだろ?」
「誘ってない。やめてよ。ふふっ。くすぐったいわ」
ベッドの上でふたりでじゃれる。
やはりふたりのときは、会社で見る彼とは別人だ。