愛され婚~契約妻ですが、御曹司に甘やかされてます~
「こういうの……照れるんだけど」
言いながら、思いきってチュッとキスをした。
彼が目を開ける。
「え?それだけ?」
「それだけよ。できない」
奏多さんが再び私の顎をそっと掴んだ。
「下手だな。こうやるんだよ」
そのまま彼の唇が私の唇を包んだ。
お互いの舌を絡め合い、奏多さんを感じる。
彼の仕草が、いつでも私を骨抜きにする。
ほかのことなど、なにも考えられなくしてしまう。
「瑠衣。……愛してるよ」
この状態で囁かれたら、もうたまらない。
「奏多さん……もっとして」
普段の私ならば絶対に言わないようなお願いを、思わずしてしまう。
「君は……俺からまだ、なにを奪うつもり?もう、あげられるものなんかないよ」
ワンピースの裾から、彼の手がするすると入ってくる。
好き、大好き。
心の中で何度も繰り返す。
もっと私を求めて。溶け合って、ひとつになって、ずっと離さないでいて。
私は時間が経つにつれて、我が儘になっていく。
だけどあなたが、本物の愛で、すべてを受け止めてくれることを知っている。
恋ほど贅沢な幸せはないのだろう。奏多さんがそれを私に教えてくれた。
言いながら、思いきってチュッとキスをした。
彼が目を開ける。
「え?それだけ?」
「それだけよ。できない」
奏多さんが再び私の顎をそっと掴んだ。
「下手だな。こうやるんだよ」
そのまま彼の唇が私の唇を包んだ。
お互いの舌を絡め合い、奏多さんを感じる。
彼の仕草が、いつでも私を骨抜きにする。
ほかのことなど、なにも考えられなくしてしまう。
「瑠衣。……愛してるよ」
この状態で囁かれたら、もうたまらない。
「奏多さん……もっとして」
普段の私ならば絶対に言わないようなお願いを、思わずしてしまう。
「君は……俺からまだ、なにを奪うつもり?もう、あげられるものなんかないよ」
ワンピースの裾から、彼の手がするすると入ってくる。
好き、大好き。
心の中で何度も繰り返す。
もっと私を求めて。溶け合って、ひとつになって、ずっと離さないでいて。
私は時間が経つにつれて、我が儘になっていく。
だけどあなたが、本物の愛で、すべてを受け止めてくれることを知っている。
恋ほど贅沢な幸せはないのだろう。奏多さんがそれを私に教えてくれた。